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小林よしのり
2022.8.22 07:53日々の出来事

いまだに「PCR検査」で社会混乱を続けているカルトな日本人

わざと入院給付金をもらうために入院を延長する、
療養先で酒盛りする、弁当を取りに来たときに
女性をナンパする、陽性になりたくて毎日病院に
通う、もうデタラメな状態だ。

PCR検査で陽性者を炙り出して、無症状者も隔離
するという玉川徹の全く無意味な主張が、医療逼迫
を起こし、大混乱に陥れてしまった。

もともとPCR法を開発して、ノーベル化学賞を受賞
した米生化学者キャリー・マリスが、生前、PCRを
感染症の診断に使ってはならないと証言していたのは
有名である。
その禁を破って社会を大混乱に陥れてしまった者には
責任がある。

ウイルスは常在性があり、人と共生している。
現在のオミクロンのように、感染力は強いが、
ほとんど無症候になる、つまり症状がないのに隔離
するのは暴挙と言うか犯罪的である。

医療は本来、症状を診て診断するもので、検査をして
隔離か否かを決めることは邪道である。
特定の人物を意図的に隔離することも可能になる。
あるいは給付金欲しさに、意図的に隔離されることも
可能になるのだ。

もともと基礎疾患が原因で死んだ者を、死後に
PCR検査で「コロナ死」とした例が、今の死者の増加
に繋がっているに違いない。

ちょっと俯瞰して、世界を見てみれば、もう誰も
コロナを恐れてはいないし、マスクはしていないし、
PCR検査なんかやっていないし、ワクチンも打って
いない。
検査をすれば陽性者が出てくるのは当然だろうが、
「それが何か?」というのが海外の人々だ。

日本人は未だに「統一PCR協会」というカルトに
嵌った憐れな信者に過ぎない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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